コラム

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Pacific Surfliner号


7月上旬、ちょっと早めの夏休みを貰い米国西海岸を旅してきました。
海外旅行中、普段は距離、交通事情や治安等に応じて、飛行機、バス、タクシー、レンタカー等を利用するのですが、今回の目的地はロスの中心部から約200Kmの行程。休みの期間も長くはないので、西海岸を南北に走るAMTRAK(全米をカバーしている鉄道会社)を利用することにしました。

乗車駅はロサンジェルスのユニオン駅、広くて、天井の高い、落ち着きのある趣。慣れない鉄道旅行故に乗車券購入から四苦八苦しますが、米国人も券売機の操作方法には苦労している様子で、発券窓口付近は長い行列が。自分も最後列に並びましたが、長蛇の列を見かねた係員がオープンした窓口に移り、漸く自分の順番に。しかし、予約表だけではチケット購入できず、クレジットカードからパスポートまでも提示する羽目となり、つくづく海外旅行中の制約の多さが身にしみます。

乗車券が確保出来ても、次は乗車する列車(Pacific Surfliner 572便)が判りません。ホームでの案内も無く、右往左往しながら、海水浴客らしい行列を頼りにようやく目的の列車にたどり着くことができました。

列車に乗ってからは、降着駅への予定時刻と駅の数を気にしながらも、無事、約2時間と少しでSolana Beach駅に到着。列車に乗車するまでは大変でしたが、車窓からの眺めは格別なものでした。線路に沿って続く海外線にはカリフォルニアの太陽が燦燦と降り注ぎ、波打ち際には海水浴客やサーファーが溢れています。また、途中には、大リーグのエンジェルスのホームグラウンドなどもあり、フリーの軽食やワイン等を楽しみながら、優雅な列車の旅を満喫出来ました。

何事も慣れない経験は苦労することも多いですが、後で思うと珍道中として楽しい思い出になるものです。皆様も偶には見知らぬ町で列車に乗るのも試しては如何でしょう。私は、今度、欧州のオリエント急行や豪州の寝台特急「ザ・ガーン」等の豪華列車に乗ってみたいと思ってます。

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