コラム

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パーソナル・ハンディホン・システム


タイトルから、いきなり長いカタカナが登場してしまいましたが、パーソナル・ハンディホン・システムとは、PHSの正式名称です。『ピッチ』と呼ばれて、早12年が経ちました。私が初めて持ったモバイル通信機器は、アステル東京がサービスを開始した時に購入したPHSなのですが、携帯電話と比べて、基本料金・通話料金が大幅に安く、学生が小遣いで利用できる嬉しいサービスでした。しかし,当時はエリア増設中であった為、圏外が多く、駅や幹線道路周辺のみ利用できたのを覚えています。現在の携帯電話・PHSのサービスエリアと比較すると、驚かれるかもしれませんが、当時は便利に感じて、喜んで利用していたものです。(留守番電話は必須でしたが…)契約数のピーク時である1996年には、600万台契約ありましたが。その後、携帯電話との競争が激化した為、現在では業界シェアは少なくなりましたが、PHSの特徴を活かし安価で魅力的なサービスが提供されています。PHSデータカードを利用されている方は多いのではないでしょうか。

携帯電話とPHS、見た目は同じですが、ルーツは全く異なります。携帯電話は元々自動車電話から始まったサービスなのですがPHSは家庭にあるコードレスホンを外に持ち出しして利用することを想定し、規格されました。その為、高速移動時に携帯電話は利用できて、PHSは安定した通話が難しいのです。コードレスホンとして規格されているPHSは、音声がクリアで聞き取りやすく固定電話と同じような品質で通話ができます。

PHSのサービスが開始された1995年は、関東圏で通信事業者が3社ありました。NTTパーソナル・アステル東京・DDIポケットです。寂しいことに、現在では当時の社名の名残はありません。アステル東京は2006年6月で、全てのサービスを終了しました。NTTパーソナルは1998年12月にDoCoMo PHSになり、そして2008年1月7日にサービス終了を予定しています。DDIポケットは2005年2月にWILLCOMに社名を変え、唯一加入者純増を続けています。

サービスを継続していく、WILLCOMは、ここ数年でパケット定額、通話定額、スマートフォン発売と携帯電話各社に先駆けて、業界を驚かすサービスを打ち出しました。今後は、次世代PHSネットワーク、更に次世代型スマートフォンなど、PHSネットワークの優位性を活かしたエポックメーキングを期待したいと思います。

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