コラム

コラム

変化を起こす難しさ〜 Part2. 自然災害の怖さ〜


先日、台風9号が首都圏を直撃し、多大な被害がもたらされました。
さらに、新潟やスマトラでは再び大きな地震が起き、復興に向け動き出した人々の心を傷つけました。

これら突如起こる自然災害の前では人は無力であり、予測し避けることが難しいものの1つであるといえるでしょう。毎年テレビでも大雨により交通網が絶たれ足止めになっている人たちの映像は頻繁に放送されています。私も先週の土日に京都を訪れた際に、大雨による足止めをくらい、新幹線で数時間運転再開を待つという経験をしました。

そのとき、ふと周りを見ていて思ったことは、人々の携帯電話への依存度の高さです。
電車が停まって数分も経つと、携帯電話で連絡をする人が増えてきます。そして、連絡が終わると今度は天気や交通情報などをチェック。更に時間が経つとモバイルゲームやテレビを見始める人が増えてきました。最近では、通勤時なども携帯で音楽やモバイルゲームをしている人を良く見かけるようになりましたが、新幹線に閉じ込められ運転再開を待つ間、その依存度がとても高くなっていることを肌で感じました。

10年も前ならば、このような状況になれば、連絡にも時間がかかり、自分が置かれている状況も把握できず、時間だけが過ぎていきイライラする人が多く出ていたでしょう。しかし、新幹線に閉じ込められながらもイライラする人がそれほど多くなかったように見えたのは、常に連絡が行え、自分の状況を把握でき、ゲームなどにより暇にもならないという携帯電話の便利さ故なのでしょう。

さらに、現在徐々に浸透されている災害時の携帯電話による安否確認システム、今後登場するであろうGPSを利用し位置情報にあわせた避難情報配信サービス、このような機能が開発されていくことで、緊急災害時に携帯電話が活躍する機会は増えていくでしょう。

多機能になり、進化を続ける携帯電話。災害時には、電力供給などの機能も停止する可能性もあり、その点で電池の耐久性などの問題は残っていますが、種々の問題が解決されていけば、突如起こる自然災害に対しても、その2次被害を低減し、さらに人々に安心感を与えることのできる媒体になることができるのかもしれません。


このページの上へ