かぐや
北極・南極・エベレスト・深海、地球の極地と呼ばれる場所を訪れてみたいと思ったことは、一度くらいあると思います。更には地球を飛び出して、宇宙へ行ってみたいと思われる方も多いことでしょう。
20世紀、アメリカとソ連が宇宙開発競争をして、月を目指していました。1969年アメリカのアポロ11号が人類初の月面着陸を成功させ、宇宙開発競争は終焉を迎えました。21世紀の今日、『アポロ計画』と聞くと、はるか昔のように感じますが、1972年12月アポロ17号が月面着陸してから、まだ35年しか経っていないことに驚いてしまいます。当時、人類が月面を歩くTV映像はどれだけ衝撃的だったのか、生まれていなかった私には想像もつきません。
最近では大々的な月探査は行われていませんでした。ところがアポロ計画以降、最大級の月探査プロジェクトが日本で始動しています。月周回衛星「かぐや」が先日打ち上げられ、月探査が行われているのです。日本の最先端テクノロジーを搭載し、色々な観測を行っています。その一つとして、ハイビジョンカメラが月面や月から見た「地球の出」「地球の入り」等の、これまでに見たこともない動画を送信しています。
宇宙飛行士が宇宙から地球を見て、人生観が変わる程の衝撃と感動を受けると聞きます。「かぐや」が送ってくる、漆黒に浮かぶ地球の映像を、我家のハイビジョンTVが映し出すと、宇宙空間を疑似体験しているような不思議な感覚になり、非常に感動しました。それと同時に美しい地球を俯瞰で見ることによって、環境問題に対する危機意識が高くなったように思います。21世紀になれば地球と宇宙の距離が縮まり、簡単に行き来ができると思ったものですが、残念ながら現在でも宇宙空間は果てしなく遠いところです。
いつか月から地球を眺められること夢見て、地球から月を眺めるこの頃です。






